[中国] 「一帯一路」政策で、原子力発電分野の市場規模は3兆元へ拡大と予想
2018年2月16日
2018年1月28日に開催された「原子力投資サミット」で、中国の業界関係者は「一帯一路」政策により、沿線国での原子力発電事業が拡大し、中国は世界トップレベルの原子力国家となると述べた。
中国核工業集団有限公司は、「一帯一路」による沿線国の原子力発電分野の市場規模は3兆元(約52 兆3,000億円)に達するとしている。
2017年7月末時点で、世界の建設中、計画中の原子力ユニットはそれぞれ59基、160基とされている。
中国は、原子力発電設備の自主開発に力を入れており、独自開発した「華龍一号」は、海外で積極的に導入され、今後もこの状況が続くとしている。
【情報提供:一般社団法人海外電力調査会】
<参考> [中国] 政府、「一帯一路」構想で、エネルギー分野の協力機構を提唱(2017年5月29日掲載)
以上