2019年1月22日付報道によれば、マケドニアは隣国ブルガリアが新設を計画しているベレネ原子力発電所からの長期的な電力供給を確保するため、同発電所建設へ資金提供を計画している。
マケドニアは化石燃料の多くを輸入に依存しており、長期的なエネルギーセキュリティへの懸念が高まっている。
マケドニアのAngjusev副首相は、「長期的な電力輸入先を確保するため、としてベレネ原子力発電所建計画への参画を検討している」と発言した。
ブルガリア政府は2009年にドイツ大手RWEがベレネ原子力発電所建設計画から撤退したことで、マケドニアに参加するよう働きかけをしていたが、当時のマケドニア政府との間で合意に至らなかったと報じられている。

 【情報提供:一般社団法人海外電力調査会

<参考>[ブルガリア]政府、2019年末までにベレネ発電所の戦略的投資家を決定(2019年1月8日)

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