⋯世界の出来事

1946年

  • 11月3日本国憲法公布(1947年に施行)

  • 長谷川町子「サザエさん」の連載開始

  • 第1回国民体育大会の開催(国体)

  • 石炭不足のため全国的に電力不足

  • 「電気需給調整規則」公布

1947年

  • キャスリーン台風来襲により、関東地方で大水害起こる

  • リーゼントスタイル流行

  • 交通手段として輪タクが登場

  • 第1次ベビーブーム到来

  • 1月3日

    極東委員会、わが国の原子力分野における研究および活動の禁止を決定

1948年

  • 笠置シズ子の「東京ブギウギ」大ヒット

  • 電気事業民主化委員会設置

  • トランジスタが発明される

1949年

  • 日本円の公式為替レートを設定。1ドル=360円

  • 湯川秀樹、ノーベル物理学賞受賞

  • プロ野球2大リーグ(パシフィック・セントラルリーグ)結成

  • お年玉付き年賀はがき発売

  • 1月1日

    日本学術会議発足

  • 通商産業省が設置され、資源庁に電力局開設

  • 電気事業再編成審議会設置

1950年

  • 池田蔵相「中小企業の一部倒産もやむをえない」、「貧乏人は麦を食え」発言

  • 公職選挙法公布

  • 朝鮮戦争勃発による特需景気

1951年

  • NHK「紅白歌合戦」第1回放送始まる

  • 日米安全保障条約調印。翌年発効

  • 5月1日

    日本放射性同位元素協会設立
    九電力会社発足

  • 9月8日

    日米講和条約(サンフランシスコ条約)調印、日米安保条約調印

  • 12月29日

    世界初の原子力発電、アメリカの高速増殖炉EBR-1で行われる(発生電力100kW)

  • 電力5カ年計画策定

1952年

  • 三白景気到来

  • スクーター流行

  • 関西電力・新北陸幹線送電を開始。日本初の27万V送電、超高圧送電のはじまり

  • 通産省に公益事業局設置

  • 電源開発促進法の公布に基づき、電源開発(株)設立

  • 電気事業連合会発足

1953年

  • 電気元年と呼ばれ、冷蔵庫、洗濯機、トースターなどが発売される

  • 東京青山に最初のスーパーマーケット紀ノ国屋開店

  • 街頭テレビが話題となる

  • 1月16日

    日本学術会議、原子力問題検討のために委員会(第39委員会)第1回会合

  • 12月8日

    アイゼンハワー米大統領、国連総会で原子力平和利用のための国際管理機関の設置と、核分裂物質の国際プールを提案

  • NHKによるテレビの本放送始まる

1954年

  • 松下電器、国産テレビを発売

  • 第5福竜丸、アメリカのビキニ水爆実験により被災

  • 「ゴジラ」公開

  • 3月3日

    保守3党、昭和29年度追加予算として2億5,000万円の原子力予算を提出(3月4日衆院通過)

  • 4月23日

    日本学術会議、核兵器研究の拒否と、原子力研究に関する自主、民主、公開の3原則を声明

  • 5月11日

    内閣の諮問機関、原子力利用準備調査会発足

  • 5月13日

    日本学術会議原子力問題委員会発足(第39委員会解消)

  • 6月27日

    ソ連で世界初の原子力発電所運転開始

  • 8月3日

    米、原子力法を改正、平和利用への途を開く

  • 12月4日

    国連総会で、原子力平和利用決議案を採択、国際会議の開催とIAEAの設立決定

  • 12月25日

    日本最初の海外原子力調査団出発

  • ソ連のオブニンスク原子力発電所が運転開始(世界初の原子力発電、出力5000kW)

1955年

  • 電気釜が登場。家事労働が軽減

  • トランジスタ・ラジオ発売

  • 後楽園遊園地が開園し、初のジェットコースターが登場

  • この頃より3種の神器として洗濯機、冷蔵庫、掃除機(後にテレビ)が人気に

  • 1月11日

    米、濃縮ウランの供与など対日原子力研究援助の意志を表示

  • 4月29日

    経済団体連合会、原子力平和利用懇談会を設置

  • 6月18日

    電力経済研究所、原子力平和利用調査会をつくる(のちに日本原子力産業会議に統合)

  • 7月1日

    東大原子核研究所設立

  • 8月8日

    第1回原子力平和利用国際会議(ジュネーブ会議)国連の主催で開かれる(~8月20日)

  • 11月12日

    工業技術院地質調査所、人形峠でウラン鉱床発見

  • 11月14日

    日米原子力研究協定調印(12月16日成立)

  • 12月3日

    国連総会、国際原子力機関(IAEA)および放射能影響調査委員会の設置を可決

  • 12月19日

    原子力3法(原子力基本法、原子力委員会設置法、総理府設置法 一部改正一原子力局の設置)公布(1956年1月1日施行)

  • 初のアーチダム、九州電力・上椎葉発電所が運転開始(出力9万kW)

  • 初の屋外式、中部電力三重火力第1号が運転開始(出力6万6000kW)

1956年

  • 神武景気到来

  • 1月1日

    原子力委員会発足
    総理府原子力局設置

  • 1月18日

    欧州原子力共同体(ユーラトム)設置きまる

  • 3月1日

    日本原子力産業会義発足

  • 4月3日

    日本原子力研究所法、核原料物質開発促進臨時措置法、原子燃料公社法成立

  • 5月19日

    科学技術庁発足

  • 6月15日

    特殊法人日本原子力研究所発足

  • 8月1日

    原子燃料公社発足(後に動燃事業団に統合)

  • 8月2日

    初の原子炉(原研JRR-1)着工

  • 9月6日

    原子力委員会、原子力開発利用長期基本計画内定

  • 10月23日

    国際原子力機関憲章を採択

  • 10月26日

    わが国、国際原子力機関憲章に調印(1957年7月29日発効)

  • 東海道線が全線電化に

  • 電源開発・佐久間発電所が運転開始(出力35万kW、当時最大の水力発電所で、大規模電源開発のはじまり)

  • 初のロックフィルダム、東京電力・野反ダムが完成

1957年

  • 南極観測隊、昭和基地設営

  • なべ底景気到来

  • 世界初の人工衛星、ソ連のスプートニク1号の打ち上げに成功

  • 3月7日

    原子力委員会、原子力発電の早期導入方針を決定

  • 5月13日

    日米原子力産業合同会議(原産)東京で開催

  • 6月1日

    放射性同位元素等による放射線障害の防止に関する法律公布(1958年4月1日施行)
    核原料物質、核燃料物質および原子炉の規制に関する法律公布(1957年12月9日施行)

  • 6月29日

    放射線審議会設置

  • 7月1日

    放射線医学総合研究所発足

  • 7月29日

    IAEA発足、理事国に日本など12か国

  • 8月27日

    JRR-1が臨界、わが国にも原子の火がともる

  • 11月1日

    日本原子力発電(株)発足

  • 12月7日

    JRR-1で初の国産アイソトープ生産

  • 12月23日

    第1回原子力白書発表

  • 東京電力の千葉火力発電所1号機が運転開始(1つの発電機としては日本最大、出力12万5000kW)

  • 総エネルギー需要比率、石炭39%、電力37%、石油19%

  • アメリカのシッピングポート原子力発電所が運転開始(世界初の加圧水型原子炉、出力6万kW)

  • 日本原子力研究所第1号実験原子炉が完成(出力650kW)

  • 初の天然ガス利用タービン、北海道電力・豊富発電所が運転開始(出力2000kW)

1958年

  • 日清食品が初のインスタントラーメン「チキンラーメン」発売

  • 東京タワー完成。高さ333メートル

  • 1月1日

    ユーラトム(欧州原子力共同体)条約発効

  • 5月14日

    原子燃料公社、人形峠で新ウラン鉱物"人形石"を同定

  • 6月16日

    日米、日英原子力協力協定(動力協定)調印(12月5日発効)

  • 6月30日

    米原子力法改正案可決(他国へ情報を提供)

  • 9月1日

    第2回原子力平和利用国際会議(ジュネーブ会議)開催(~9月13日)

  • 中央電力協議会発足

  • 海外電力調査会発足

  • 初の15万Vの地中送電線建設

1959年

  • 皇太子ご成婚。ミッチーブームが社会現象になる

  • 南極昭和基地1年間放置された犬、タローとジローが生還

  • 伊勢湾台風、中部地方を直撃。死者5041人、被害家屋57万戸

  • 岩戸景気到来

  • 2月14日

    日本原子力学会創立

  • 2月20日

    科学技術会議設置

  • 3月24日

    日本・IAEA天然ウラン供給協定調印

  • 7月2日

    日加原子力協定調印

  • 7月16日

    国際放射線防護委員会(ICRP)、放射線許容量について新勧告案を採択

  • 7月25日

    原燃、初のイエローケーキを生産

  • 8月12日

    原子力研究所、初のプルトニウム分離に成功

  • 12月14日

    原電東海発電所の原子炉設置許可

  • 皇太子ご成婚パレードの生中継をきっかけに、テレビの受信契約が200万台突破。

  • 東京電力の発電設備「火主水従」に

  • 初の可逆ポンプ水車式揚水、四国電力・大森川発電所が完成(出力1万1800kW)

1960年

  • 電気毛布が登場

  • 読売巨人軍に3番・王、4番・長島のON砲の誕生

  • 初のロングサイズたばこ「ハイライト」発売。価格は60円

  • タカラ、ビニール人形「だっこちゃん」を発売。爆発的人気

  • 1月18日

    日本学術会議、原子力開発長期計画に関する第1回シンポジウム開催

  • 2月11日

    第1回原子力研究総合発表会(原子力学会)

  • 3月3日

    日本原子力保険プール発足

  • 3月26日

    原子力委員会、「原子力損害賠償制度の確立について」決定

  • 9月12日

    原産・原子力産業特別委員会、原子力産業に関する長期計画を策定

  • カラーテレビ放送が始まる

  • 通産省が新電気料金算定基準に関する省令を公布

1961年

  • ソ連、初の有人宇宙飛行に成功。ガガーリン少佐が「地球は青かった」と語る

  • ヨーロッパ遠征24戦無敗の日本バレーチームが「東洋の魔女」と呼ばれる

  • トヨタ自動車、大衆車第1号「パプリカ」発売。価格は38万9000円

  • 2月8日

    原子力委員会、原子力開発利用長期計画を発表

  • 3月15日

    衆議院科学技術振興対策特別委員会発足

  • 6月8日

    原子力損害賠償法、同補償契約法成立(1962年3月15日施行)

  • 9月12日

    政府、核原料物質の民有化方針を閣議で了解

  • 電源開発の御母衣水力発電所が運転開始(日本最大のロックフィルダム、出力16万kW)

  • 初の重油専焼、三重火力発電所4号機が運転開始(出力12万5000kW)

  • 電源開発の奥只見水力発電所が運転開始(日本最大の貯水池有効容量、出力36万kW)

  • 電源開発の田子倉水力発電所4号機が運転開始(日本最大のダム体積、出力38万kW)

1962年

  • 東京都内の人口が世界で初めて1000万人を突破

  • ばい煙排出規制法公布。これにより排煙公害対策の最初の措置が取られる

  • 金田正一投手(国鉄)、三振奪取3514個の世界新記録を樹立

  • 4月4日

    原子力委員会、「原子力関係物資が平和利用の目的に利用されるものに限って輸出を認める」ことを決定

  • 6月1日

    名大プラズマ研究所開所

  • 9月12日

    国産1号炉(JRR-3)臨界

  • 11月12日

    初の、日仏原子力技術会議ひらく

  • 12月1日

    原子力委員会、原子力施設地帯の整備をきめる

  • テレビ受信契約者が14万人を突破

  • 九州、中国、関西電力を超高圧送電連係する新関門幹線の22万V昇圧が完了

  • 通産省に電気事業審議会設置

1963年

  • 「鉄腕アトム」放送開始

  • 坂本九のレコード「スキヤキ」がアメリカで100万枚突破

  • 2月22日

    第1回原子力総合シンポジウム開く(原子力学会)

  • 3月11日

    アジア太平洋原子力会議開催

  • 6月12日

    原子力委員会、国産動力炉の炉型を重水型と決定

  • 8月17日

    日本原子力船開発事業団発足

  • 10月26日

    原子力研究所・動力試験炉JPDR初発電に成功(のちにこの日を「原子力の日」と決める)

  • 火力(975万kW)による発電設備が水力(944万kW)を超え、日本の電源構成が「火主水従」となる

  • 中部電力の四日市火力発電所1号機が運転開始(出力22万kW、煙突の集合化、高層化のはじまり)

  • 関西電力・黒部川第四発電所が完成(日本最大のアーチダム、高さ186m)

  • 東北電力・新潟火力発電所1号機が運転開始(初の天然ガス、重油混焼、出力12万5000kW)

  • リレー衛星による日米間宇宙テレビ中継に成功。ケネディ大統領暗殺を伝える

1964年

  • 東京都内の車が100万台を突破。マイカー時代の到来

  • 東京モノレール開業

  • 第18回大会、東京オリンピック開催

  • 早川電気、世界初のトランジスターを用いた電子式卓上計算機を開発

  • 家庭用VTR発売開始

  • 5月27日

    原子力委員会、原子炉立地審査指針をきめる

  • 6月12日

    原子力安全研究協会設立

  • 7月11日

    電気事業法公布

  • 10月26日

    第1回原子力の日

  • 東海道新幹線が開通

  • 硫黄酸化物などの公害対策として、横浜火力発電所で世界初の低硫黄原油の生だきを開始

1965年

  • 名神高速道路全通

  • 2月23日

    第87回OECD理事会、日本のENEA準加盟を決定

  • 3月2日

    政府「総合エネルギー調査会設置法案」決定

  • 5月7日

    原電・東海発電所(GCR、16.6万kW)臨界

  • 7月29日

    日本原子力普及センター発足

  • 9月21日

    IAEA総会、東京で開く(~9月28日)

  • 11月1日

    原電東海発電所、初発電に成功

  • 新電気事業法に基づく第1回電気事業審議会開催

  • 初の50、60ヘルツが連携した佐久間周波数変換所が完成

  • ニューヨークで大停電事故発生

1966年

  • 人口が1億人を突破

  • TBS「ウルトラマン」シリーズ放映開始

  • カー、クーラー、カラーテレビの3C時代始まる

  • 1月11日

    原産開発計画委員会、電力需要と原子力発電の長期見通しをまとめる

  • 4月27日

    関西電力、美浜発電所1号炉にPWRを決定

  • 5月11日

    東京電力、福島原子力発電所1号炉にBWRを決定

  • 12月1日

    東電福島、関電美浜の両原子力発電所設置許可

  • 東京電力で日本初の50万V設計の房総線新設

  • 日本原子力発電・東海発電所が一部運転開始(日本初の営業用原子力発電所、出力12万5000kW)

  • 関西電力の夏期最大電力が全国で初めて冬季最大電力を上回る(夏期最大電力636万4000kW、夏期ピークのはじまり)

  • 熱海から初島まで12Kmに及ぶ海底ケーブルが完成し、送電開始

  • 初の本格的地熱発電、松川発電所が運転開始(出力2万kW)

  • 東京電力・横須賀火力発電所5号機が運転開始(重油火力発電初の電気集じん器採用、出力35万kW)

1967年

  • 水俣病や四日市ぜんそくなど、公害病が深刻化。公害対策基本法公布

  • 「リカちゃん人形」発売

  • 4月13日

    原子力委員会、原子力開発利用長期計画を改訂

  • 9月21日

    食品照射研究を原子力特定総合研究に指定

  • 10月2日

    動力炉・核燃料開発事業団発足(原子燃料公社を吸収)

  • 東京電力の最大電力が1000万kWを突破(8月25日)

  • 動力炉・核燃料開発事業団が設立

  • 東京電力・姉崎火力発電所1号機が運転開始(単機容量が当時最大60万kW)

1968年

  • GNP(国民総生産)がアメリカに次いで世界第2位に

  • 富山県の奇病イタイイタイ病が公害病として認定される

  • 2月21日

    第1回原産年次大会ひらく

  • 2月26日

    新日米原子力協定調印(7月10日発効)

  • 3月6日

    新日英原子力協定調印(10月15日発効)

  • 3月21日

    原子力委員会、動燃の動力炉開発業務に関する基本方針決定(4月4日 同第1次基本計画決定)

  • 4月19日

    原子力安全研究協会、第1回原子力安全研究総合発表会開催

  • 6月12日

    国連、核拡散防止条約(NPT)支持決議を可決

  • 6月20日

    原子力委員会、核燃料政策の基本方針決定

  • 6月25日

    第1回「原子力開発利用動態調査」の結果発表

  • 7月1日

    核拡散防止条約に米、英、ソ連が調印

  • 7月4日

    原子力委員会、核融合研究開発基本計画を決定

  • 7月15日

    原子力委員会、特殊核物質の民間所有を実施

  • 第1回日米原子力会議開催(ワシントン)

  • 8月2日

    初の原子炉による脳腫瘍治療が東京原子力産業研究所で行われる

  • 大気汚染防止法が交付される

  • 周波数単位「サイクル」から「ヘルツ」に変更

  • 9電力会社合計で夏季最大電力が冬季電力を上回る

  • 日本の年間使用電力量が2000億kW/hを突破

1969年

  • 東名高速道路、全線開通

  • 米ロケット、アポロ11号により月面着陸に成功

  • 東大安田講堂攻防戦

  • 5月3日

    動燃事業団、遠心分離法によるウラン濃縮の実験に成功

  • 6月9日

    第1回日英原子力会議開催(東京)

  • 6月12日

    原子力船「むつ」進水

  • 7月21日

    日本原子力文化振興財団発足

  • 8月28日

    原子力委員会、ウラン濃縮研究開発基本計画を決定

  • 11月13日

    原子力委員会、「プルトニウムに関する目やす線量」を決定

  • 11月21日

    原研JRR-1、運転終了

  • 11月28日

    西ドイツ、核拡散防止条約(NPT)に調印

  • 世界の原子力発電設備が1000万kWを突破