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(名古屋)お天気キャスターと楽しみながら学ぶ 地球温暖化とエネルギーイベント開催

2008年12月25日
電気事業連合会

12月20日(土)、名古屋で小学生を対象としたイベントを開催しました。
大阪会場に引き続き、2回目の開催となります。


 

主催:電気事業連合会
共催:NPO法人気象キャスターネットワーク
会場:中部電力㈱でんきの科学館


 

日頃から出前授業で小学生向けの講義を行い経験豊富な気象キャスターネットワークさんとのコラボレーション企画。

 

気象キャスターと一緒にお天気の不思議を体験したり、地球温暖化や身近なエネルギーについて興味を持ってもらうことを目的としたイベントです。

 

ご応募いただいた109名の親子連れの方々(午前52名、午後57名)がご参加くださいました。

講師は、主に名古屋で活躍されている気象キャスターのみなさん。


 

(写真左から) 
岩谷忠幸キャスター
山田修作キャスター(午後メイン講師)
多森成子キャスター  
伊藤伸子キャスター 
大隅智子キャスター(午前メイン講師)  
藤森涼子キャスター         
堀江万喜キャスター  
早川敦子キャスター
虫鹿里佳キャスター
桜沢信司キャスター
(前田麻衣子キャスター)


 

メイン講師と電力担当者とのトークショーでは、中部電力㈱広報部小林亜希子さんが登壇しました。

イベントは、座学に加え実験をおりまぜた体験型プログラムになっており、100分という長時間にもかかわらず、子どもたちも飽きずに楽しんでいました。

そのなかで行われた実験内容をご紹介します。


 

【竜巻発生装置】
ペットボトル・割り箸・パソコンのファンで作った装置に手回し発電機により電気を送り、ドライアイスの煙を吸い上げて竜巻を作ってみます。

 

【雨の観察】
雨粒浮遊装置で雨粒の形を実際に目で見てみます。
雨粒の形は丸型か雫型に思われていますが、空から降ってくる雨は下から抵抗がかかるため、「あんぱん」の様な型になって見えます。
装置の原理は、下に送風機があり、上に向けて空気を送っています。

 

【雲づくり体験】
キャップ付ペットボトルに水またはエタノールを入れてから、加圧して中の圧力を高くします。のちに、キャップを勢いよく開け、中の圧力を急激に下げます。
そうするとペットボトルの中には濃い霧(雲)が発生します。
空気の温度が低下して水蒸気の凝結により小さな水滴が生じる。これが雲が発生するメカニズム。

 

【温暖化実験】
空気のボックスと二酸化炭素を入れたボックスに赤外線ランプを同じ様に同じ時間当て、温度変化を見ます。
二酸化炭素が多いと温度上昇が高く、そこから二酸化炭素は熱を吸収する働きがある事を確認します。

【手回し自動車】
蓄電池を乗せた自動車を手回し発電機で動かします。蓄電自動車を動かすのにも多くのエネルギー(力)が必要な事を確認します。

 

【二酸化炭素濃度測定】
二酸化炭素の濃度が高くなると、赤いランプが光り、温度計のようにランプが次々に光っていきます。
センサーに息を吹きかけてみると、みるみるうちに測定器のランプが光って、二酸化炭素の濃度が高くなったことを示します。

 

【手回し発電機】
同じワット数の蛍光灯と白熱電球を手回し発電機を使用して、電気をつけます。
どちらが多くエネルギー(力)を使用するか体験します。そこから省エネを確認します。

 

【お天気キャスター体験】
テレビなどで使う合成技法(クロマキー)を使用して、 気象キャスターになって天気予報を体験してもらいます。


子どもたちは、手が痛くなるほど発電機を回したり、息を切らしながら二酸化炭素測定器に息を吹きかけたり。
実際手にとり体感する子どもたちはもちろんのこと、それを見守る保護者の方にも一緒になって楽しんでもらいました。

他会場の様子はコチラ

以上

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