再生可能エネルギーの導入に関する議論を踏まえた対応について
2014年12月25日
電気事業連合会
電力系統への再生可能エネルギーの接続申込みが急増し、安定供給に支障をきたす懸念が生じたことから、電力5社(※1)におきまして、回答の保留をさせていだき接続可能量の算定を行ってまいりました。
その後、12月16日の国の新エネルギー小委員会・系統ワーキンググループにおいて、関係各社(※2)から、現行ルールの枠内での最大限の接続可能量について、試算結果を報告させていただきました。
12月18日の新エネルギー小委員会では、関係各社の試算結果が了承されるとともに、出力制御ルールや調達価格の決定時期の変更など、固定価格買取制度の運用改善に向けた見直し策が議論され、制度の見直しに関わる国の方針が示されました。
今後、関係各社におきましては、このたびの国の方針を踏まえまして、関係者の皆さまに丁寧にご説明するとともに、申込みへの回答の再開や、新ルールの下で接続を進めていくことになるものと考えております。皆さまのご理解とご協力をお願いいたします。
(※1)北海道・東北・四国・九州・沖縄電力
(※2)上記5社と北陸・中国電力
以下、国の新エネルギー小委員会での議論や電力各社の関連情報をご紹介します。
(ご参考)電力各社の関連プレスリリース等
【Link】
北海道電力
再生可能エネルギー発電設備の系統連系申込みに対する回答保留への対応について (2014年12月18日)
再生可能エネルギー発電設備の系統連系申込みに対する回答保留に係る検討状況(太陽光発電の接続可能量算定値の系統WGへの報告について)(2014年12月16日)
東北電力
本日の新エネルギー小委員会における議論を踏まえた当社の今後の対応について(2014年12月18日)
再生可能エネルギー発電設備の接続可能量に関する当社算定結果について(2014年12月16日)
北陸電力
再生可能エネルギーの接続可能量の決定について(2014年12月18日)
再生可能エネルギー接続可能量の当社算定結果の報告について(2014年12月16日)
中国電力
再生可能エネルギーの接続可能量の確定について.(2014年12月18日)
再生可能エネルギーの接続可能量の当社試算結果の報告について(2014年12月16日)
四国電力
再生可能エネルギーの接続可能量の確定および契約申込みに対する回答保留の一部解除について(2014年12月18日)
新エネルギー小委員会 系統ワーキンググループへの再生可能エネルギーの接続可能量の当社算定結果の提出について(2014年12月16日)
九州電力
九州本土の再生可能エネルギー発電設備に対する接続申込みの回答再開について(2014年12月22日)
九州本土の再生可能エネルギー発電設備に対する接続可能量の確定について(2014年12月18日)
九州本土の再生可能エネルギー発電設備に対する接続可能量算定結果の提出について(2014年12月16日)
沖縄電力
以上