海外電力関連 トピックス情報

[カナダ] オンタリオ州、初めてグリーンボンドに原子力プロジェクトを盛り込む

2024年2月16日

カナダのオンタリオ州金融公社(OFA)は2024年2月1日、これまで除外していた原子力発電プロジェクトを初めて盛り込んだグリーンボンドに関する新しい枠組みを発表した。
クリーンエネルギーの項目に「発電や熱生産のための原子力エネルギーの導入支援策」という条項を新たに設け、数10億ドル規模の資金が原子力プロジェクトにも開放される。
同年3月末までに新しい枠組みでグリーンボンドを発行する予定だという。
同州のベスレンファルビー財務大臣は、原子力なくしてネットゼロは達成できず、これは大きな前進だと述べた。
バンク・オブ・モントリオールのマネージング・ディレクターは、グリーンボンド市場は既に気候変動に対する解決策の重要な一部として原子力を受け入れていると述べた。
年金基金などの機関投資家からの需要が高まる中、グリーンボンドは希少で魅力的なため、同州は一般公債よりも同ボンドに支払う金利を低く抑えられるとされる。

【情報提供:一般社団法人海外電力調査会】 

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