海外電力関連 トピックス情報

[ケニア] 原子力エネルギー庁、初号炉の2034年試運転を目指す戦略計画を発表

2024年4月5日

ケニアの原子力エネルギー庁(NuPEA)は2024年3月18日、同国初の原子力発電所建設に向け、今後5年間の原子力開発計画の指針となる戦略計画を発表した。
同計画とそのロードマップによると、2034年の試運転を目指す原子炉建設プロジェクトは、2027年に入札プロセスを開始し、2030~2031年に着工するとしている。
NuPEAのワブヤボCEOは、本戦略によりケニアは原子力利用、放射線防護および放射性物質・廃棄物の輸送を規定する国際条約や協定上の義務を順守することになると述べた。
既にキリフィとクワレの両郡で建設候補地2カ所を特定して技術的な実現可能性調査中で、国内外の原子力課程でケニア人を訓練中だという。
同国はまた、国際原子力機関(IAEA)のマイルストーンアプローチのフェーズ2に進み、原子炉規制機関も設立。
同CEOによれば、見積額36億ドルの初号炉(100万kW)計画に関し、ケニアは米国、韓国、中国を含む各国と覚書を締結している。

【情報提供:一般社団法人海外電力調査会

 

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