優先給電ルール

需要と供給のバランスを一致させるためには、火力電源等の発電機などの出力抑制、揚水式発電機の昼間における揚水運転、連系線を活用したエリア外への送電といった様々な対策を行います。こうした対応策を行うための順位や条件を定めたものを「優先給電ルール」と呼びます。

主な出力抑制等の具体例

火力電源等の発電機の出力抑制と揚水式発電機の昼間における揚水運転

再生可能エネルギーの出力変動に伴う供給力の過不足を確実に補う観点から、火力電源等の発電機については、ピーク需要にも対応可能な供給力の確保や設備仕様による運転の制約などを考慮して、安定供給に支障のない範囲で、最低出力による発電もしくは停止を行います。

合わせて、揚水式発電機に関しても、通常は需要の少ない夜間に揚水運転を行い、需要の多い昼間に発電を行いますが、上記のような場合、揚水運転を昼間に行い、夜間に発電することで、昼間における太陽光などの余剰電力を吸収する役目を担います。 

揚水式水力発電

他エリアを結ぶ連系線の活用

火力発電所における出力抑制や揚水式水力の活用などを行ったとしても、太陽光発電などの出力増加により、供給が需要を上回り余剰電力が発生するような場合には、他エリアを結ぶ連系線を活用することで、エリア全体で需要と供給をバランスさせるような対応も行います。

全国を連携する送電線

再生可能エネルギーの出力制御

上記に記載した一連の対策を行っても、電気の供給量が、需要量を上回ることが見込まれる場合には、「優先給電ルール」に基づき、安定供給を確保するために、太陽光発電や風力発電の出力制御を行わせていただきます。

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