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[中東欧・米国] トランプ大統領、中東欧向けのLNG輸出に意欲

2017年7月24日

米国のトランプ大統領は2017年7月6日、ポーランドのワルシャワで開催されたThree Seas Summitに参加し、ロシアからのエネルギー依存を減らすための枠組みとして、中東欧諸国におけるLNG市場の拡大計画について参加国の首脳と合意した。
この会合にはポーランド、オーストリア、ブルガリア、ルーマニア、チェコ、ハンガリー等の中東欧諸国の首脳が参加した。
合意を受けて、ポーランドの国営ガス会社PGNiGは、2015年に運開したLNG基地を利用し、経済的な観点から有利となれば、米国からのLNG輸入を拡大することを検討している。
また、クロアチアでは、2019年半ばまでに新たなLNG基地を開設することを目指しており、ポーランドのガス系統運用者Gaz Systemはクロアチアの事業者と協力してポーランドからクロアチアにかけて南北のガス回廊を建設し、新たなガスの流れを構築したいとしている。
一方、ロシアのプーチン大統領は米国からのLNG輸入が増えることに対し、ロシアからのガスパイプラインによる天然ガス供給の方がはるかに経済的に優位であるとしながらも、市場競争の活性化がもたらされるため歓迎すると述べている。

 

【情報提供:一般社団法人 海外電力調査会

 

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