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[ドイツ] 卸電力市場でマイナス価格が発生、元旦には-76ユーロ/MWhに

2018年1月18日

 2018年1月3日付主要紙の報道によると、ドイツの卸電力価格(前日スポット価格)が2017年12月23日から2018年初頭にかけて、複数回マイナス価格となった。
マイナス価格発生の原因は、この時期にしては温暖な気候や年末年始休暇で需要が減少していたにもかかわらず、風力発電量が増加し供給過剰となったためである。
2018年1月1日には卸電力価格が-(マイナス)76ユーロ/MWhまで下落し、フランス等周辺国への電力輸出も増加した。
再エネ導入量の増加によりマイナス価格の発生時間は近年増加しており、2017年には146時間に達している。
与党CDUのエネルギー政策調整官は、今回のような事態が安定供給とドイツの競争力に及ぼす影響を問題視し、将来的には系統整備と蓄電池の導入ペースにあわせて風力・太陽光の導入量をコントロールすべきとした。

 【情報提供:一般社団法人海外電力調査会

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